よっさんの『心のワイン』

嗚呼、麗しきかな。
悠久なる白ワインの聖地『コッリオ』よ。
ワインの王を生み出す煌星の如き銘醸地『ランゲ』よ。

このブログは、生産者・インポーターさん・レストランさんを
「飲み手」の立場から支援したい想いで書いています。

(画像・文章・内容に関わる一切の転載のを禁じます。) 

夏は「うなぎ」ザマス★

鰻家DSC02385

うなぎ御蒲焼所 鰻家 (うなぎや)
先月食べに行った、豊島区東長崎の鰻家の特上鰻重。
デジカメに撮ったままにして忘れていましたが、あまりに美味しかったのでUPします。
流石、人気店ですね。 いやー、フワフワっで、舌がとろけましたぞ。 (これはイタリアでは食べられませんな♪) 

親父は昔ながらの職人気質で愛想ないし、水のしたたる音で店内はうるさいし、
妙に愛想の良い女将さんの笑顔が無ければサービスは限りなく0点ですが、
「ホンマモン」の江戸前鰻ちゃんのお味は、120点です。

注文してからさばくので、ありつけるまで30分〜1時間は掛かかります。
予約して行けば、ちゃんと時間に仕上げてくれます。

今月、もう一度食べに行って、日本人であることの慶びをかみしめてきます。

「本物」の国産うなぎを食べて、日本の景気を良くしよう !

Portovenere ( ポルトヴェーネレ ) - 陸から眺めるポルトヴェーネレ

ブログネタ
イタリアワイン に参加中!
Portovenere DSC01887

チンクエ・テッレ観光の翌日は、ポルトヴェーネレをまったり散策。
ラ・スペツィアからポルトヴェーネレの中心地までは、丘の上から下る道は一方通行になっています。
週末や混雑するシーズン、駐車スペースの確保はスムーズな観光を楽しむ上で死活問題になると思います。
オフシーズの午前中に訪れた僕らは、アルモドロ通りにある海に面した公営駐車場に駐車することができましたが、晴れている日は当然日差しが強く、車内は灼熱地獄となる可能性があります。
ワインやチョコレート等熱に弱いモノを積んでいる人は注意が必要です。(ワインはホテルのフロントに預けておいて本当に良かった)

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"Best Buy" dei Vini italiani dell'Anno Primo Semestre del 2010

2010年度上半期イタリアワイン・ベスト・バイ ( By よっさん )

今年も下期のベスト・バイをセレクトしてみました。
これから日本に入荷されてくるワインにも注目しようと考え、今期現地訪問した先からの選出したため、赤ワインが中心となってしまいました。
推奨した銘柄の中には、海外では既に入手困難になっているバック・ヴィンテージを入手出来るものもあります。(日本に住んでいて、本当に良かった。)
尚、白ワインについては過去のベスト・バイを参照いただければ幸いです。

≪第10位≫
Brunello di Montalcino 1990 - CONTI COSTANTI/ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ - コンティ・コスタンティ
輸入元:ウィンターローズ・ジャパン、セイワジャパン
conti costanti

造り手の実力もさることながら、20年熟成したサンジョベーゼの持つ旨さに脱帽。
ジャムのようなブルネッロが増えてきた中、襟元がシャンとするような気品ある酸味が素晴らしい。
「決める時には、決める」イタリア人を地でいっているようなワイン。
リゼルヴァ・クラスでなくてもこの味わいが楽しめるのは、嬉しいですね。

≪同率第10位≫
Cabernet Sauvigion 1997 - Dario Princic/カベルネ・ソーヴィニヨン - ダリオ・プリンチッチ
輸入元:野村ユニオン
dario Princic 97

既に同じヴィンテージを国内で買うのも難しくなっているが、春に空けたモノが素晴らしすぎたので選出。(ニュアンスは違うが、2000年以降ならば手に入り易いはず)
カベルネから来る草のブーケと血のニュアンス、コッリオの塩味のあるミネラル感のハーモニーは、ナチュラリスト達を虜にする旨さがあります。


≪第9位≫
Barolo Pie' Franco Michet 2006 - CAPPELLANO/バローロ・ピエ・フランコ・ミケ - カッペッラーノ
輸入元:ラシーヌ
Barolo Pie' Franco Michet 2006 - CAPPELLANO

まだ、ボトリングされていない大樽で熟成中の状態から飲ませてもらったので、選出するか否か迷いましたが、そのずば抜けたクオリティの高さ故に、敢えて加えさせて頂きました。(来年リリースされた際の予告も兼ねて選出)
Rupestris 2004〜2006も垂直に飲み比べましたが、何れの年もピエ・フランコと比べると「筋肉質」な印象を感じてしまう。
ピエ・フランコはスレンダーであり、無数にあるバローロの中でも異質な立ち位置ある無二なワインです。
巨大なヴィンテージであるピエ・フランコ2006年は、筆舌し難いスケール感がありました。
日本に入荷される日が、今から楽しみです。


≪第8位≫
Barolo "Cannubi" 2001 - Azienda Agricola E. Pira & Figli "Chiara Boschis"/バローロ・カンヌビ - エンリコ・ピラー・エ・フィグリ・"キアラ・ボスキス"
輸入元:
Barolo Cannubi 2001 Chiara Boschis

一時期は、大変脚光を浴びたキアラ・ボスキス女史のバローロですが、
久しぶりに、Castiglione Falletto(カスティリオーネ・ファレット)にあるレストラン、Le Torri (レ・トッリ)で飲みました。
同ヴィンテージを日本でも何回か飲んでいますが、良くできているワインだとつくづく感心します。
個人的には「カンヌビ」らしさよりも、「カスティリオーネ・ファレット」的な個性を感じる味わいだと思っています。
バリックを巧く使って穏やかなタンニンを更に飲みやすく仕上げており、今のタイミングでも十分美味しく飲むことができました。
女性的な線細いバローロかと思いきや、中盤からグンと伸びてくるミネラルと滑らかなタンニン、ベルベットの舌触り、フィニッシュから余韻まで続く長い酸味。
2004年が8000円台で売られていますが、お値打ちだと思います。


≪第7位≫
Dolcetto d’Alba 2009. - Bruno Giacosa/ドルチェット・ダルバ - ブルーノ・ジャコーザ
輸入元:モトックス
Bruno GiacosaDSC02274

ドルチェットの味わいの特徴と言えば、「強い果実味と酸味を感じる前にドンと主張してくる厳しいタンニン」とステレオタイプ的に刷り込まれている人も多いはず。
ジャコーザのドルチェットには、このタンニンの自己主張が全く感じられません。
「安酒早飲みワイン」品種とドルチェットを見下している拝金主義者は、必ずしっぺ返しを食らうことになるでしょう。
ジャコーザの魔法にかかれば、「フィネス」のある素晴らしいワインへと仕上がります。
某漫画に取り上げら得るくらいジャコーザのバローロやバルバレスコは素晴らしいですが、
最も安いゾーンのワインに対して「よくぞここまで妥協せずに造れるものか」と畏敬の念をもって、選出。
現地ではボトリング前の2009年を試飲しましたが、本当にとんでもないドルチェットです。来たる入荷に際し、必ずアンテナをはっておいて下さい。


≪第6位≫
Ego 2001 - Bressan /エゴ - ブレッサン
輸入元:アグリ
Ego - Bressan

ピニョーロの造り手を訪ね、Fulvio(フルヴィオ)の家に行った際、目的のピニョーロ以上に唸らされたワイン。
(彼の趣味で造っているピニョーロ1997も秀逸だった)
このエゴに関しては、スキオペッティーノとカベルネ・フランのブレンドで、ブレンドの比率は微妙に毎年変えるらしい。
エチケットを貼る代わりに、1本1本彼本人がサインペンでサインをしているのが面白い。
文字通り、彼の個性(エゴ)が光る逸品。

前々回のベスト・バイで、ヴェルドゥツォ(辛口)を選出していますが、
同じ白ワインの商品であるカナとピノ・グリージョをフルヴィオと食事をしながら飲み比べた所、改めてヴェルドゥツォに負けない厚みと凝縮感に驚きました。
『健全且つ凝縮し過ぎて、あわせる料理に悩む優良過ぎる自然派ワイン』というのが、ブレッサンの白ワインの印象。


≪第5位≫
Barolo Ciabot Mentin Ginestra 2006 - Domenico Clerico/バローロ・チャボ・メンティン・ジネストラ - ドメニコ・クレリコ
輸入元:八田
Domenico Clerico Ginestra 2006

流石、クレリコ。なにもここまで凝縮させずとも良いのではと思うほどに「濃い」。そして「厳粛さ」がある。
ペルクリスティーナやパヤーナよりも、僕はジネストラ(写真、左)が好きですね。
バリック、ミント、ブラック・チェリー、タール、パッシートの様な甘味を感じる香り。
優しい舌触りと濃厚なタンニン。
何より、始めから最後まで突き抜ける、諏訪の御柱のようにぶっとい酸味。
骨太な、「男の中の男」的バローロ。
試飲した 「ジネストラ 2006」 は、クレリコの歴史に残る1本になると思います。 いまからマークしておいて損はありません。


≪第4位≫
Sarmassa di Barolo 2006 - Roberto Voerzio /サルマッサ - ロベルト・ヴォエルツィオ
輸入元:ワインウェイブ
Sarmassa di Barolo 2006 - Roberto Voerzio

マグナムサイズでしかリリースされていないのが、実に惜しい。(中央のワインがサルマッサ)
厳格な低収量で名を馳せているロベルト・ヴォエルツィオですが、
彼らの造るワインには共通するフィネスがあり、タンニンは非常に細かくドライフルーツのような果糖を感じます。
(ロベルトやチェザレがその秘密を教えてくれましたが、それはいずれブログで書きたいと思います。)
バルーンの用に飲んだ瞬間から弾ける Barolo Vecchie Vite dei Capalot e Brunate Riserva 06 も素晴らしいのですが、
エレガントな酸味と飲めば飲む程、後半に向けて巨大に膨張していくサルマッサの味わいは「マーベラス」としか表現しようがありません。


≪第3位≫
Rebula 2000 - Mlecnik/レブーラ - ムレチニック
輸入元:ヴィナイオータ
MlecnikDSC01130MlecnikDSC01146

彼のシャルドネの素晴らしさを今更語るのも馬鹿らしいのですが、ヴァルテルとスロヴェニアのレストランで飲んだ10年熟成されたレブーラ(リボッラ・ジャラ)の旨さは、今でも忘れられません。
凄すぎて、なんと書いて良いのか本当に困ります。
熟成しても尚、ピュアで繊細、飲み手を包み込むような柔らかさ、じわっと内側からわき上がってくる旨味。
日本のイタリアンでもリコッタチーズを多く使うメニューが有りますが、リボッラ・ジャラとの相性は抜群であり、もっと消費されるべきでしょう。
コッリオ周辺では極めてスタンダードなマリアージュの一つとなっております。
「若く粗野な赤ワインよりも、もっとリボッラを!」


≪第2位≫
Collio Rosso Riserva 1999 - Borgo del Tiglio/コッリオ・ロッソ・リゼルヴァ - ボルゴ・デル・ティリオ
輸入元:ラシーヌ
Collio Rosso Riserva 1999 - Borgo del Tiglio

5月に主催したワイン会で空けたワインだが、あまりの衝撃的な旨さに選出しないわけにはいかなくなってしまった。
同セラーを訪問した際に僅かに残る ロッソ・リゼルヴァ 2001 を飲ませて貰ったが、これまた衝撃的な旨さ。入手出来るモノなら、是非とも、入手して頂きたいと思います。(1999と共に推奨)
濃く造るだけが能ではない、ことを体現しているフィネス溢れる逸品です。


≪第1位≫
Cinato NV - Roagnia/ロアーニャ・キナート
輸入元:野村ユニオン
Cinato NV - Roagnia01

日照りつける白亜の楼閣バルバレスコの丘に咲く、藪茂りし楽園より獲れた妖艶なる果実。
ルカ・ロアーニャの蔵に行き、「クリケット・パイエ 1987」 を始め、10本以上水平&垂直試飲を行った末、最後の最後に飲んだキナート。
漬け込んだハーブやスパイスの複雑さだけでなく、彼の畑から生まれるワインに共通する、ある種の「瑞々しさ」に驚きと深い感銘を得ました。
熟成しても尚失われることのないあの生命力は、雑草が腰の丈まで及ぶ野生のままの畑で育まれた葡萄だからこそ、なのだと思います。
これが日本で飲めること事態、奇跡に近いですね。
梅酒のように冷やし、寝る前に枕元で一杯引っかければ、蒸し暑い夜も天国に変るのではないでしょうか。




Osteria Picciarello ( オステリア・ピッチャレッロ )

Osteria picciarello P1030142

リグーリア州のレストランを食べ歩いている方の中には、異論を唱える方もいるとは思いますが、
魚介を使ったリグーリア料理では、「ダントツに美味い」と思った店。
日本で食べる魚介料理のレベルの高さから比べれば、イタリアの魚介料理など全く期待していなかった、というのが本音なのですが、美食の町アルバで散々飲み食いをしても尚、「もし可能ならば、今からでも引き返して全ての料理を食べてみたい。」と今でも本気で思っています。

ラ・スペツィアからポルトヴェーネレへ向かう海岸線沿いの道、Nicolo Fieschi (ニコロ・フィエスキ) 通りをそのまま進み、
Marola村 とCadimare村 の間にある僅かな居住地のある一角に、オステリア・ピッチャレッロはあります。
店舗はニコロ・フィエスキ通りに面しており、辺りに駐車場はありません。
ここはイタリア式に、接触事故を避けるためにも崖面ギリギリに車を寄せ、歩道に路上駐車をするしかないようです。
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緊急記事:Cinque Terre ( チンクエ・テッレ ) - 陸から眺めるチンクエ・テッレ-

Vernazza DSC01828

Monterosso al Mare( モンテロッソ・アル・マーレ )駅から鉄道で移動し、Vernazza ( ヴェルナッツァ )へ。
鉄道は、La Spezia から Levanto の間を1時間に1本程度、朝の5時前から深夜0時過ぎまで運行しています。(曜日によって運行異なります) チンクエ・テッレの各駅の間は4〜5分程度の距離です。上手に観光時間を設計すれば、1日でスムーズに各駅を巡る事ができそうです。
当初、僕らは1日で Portovenere ( ポルトヴェーネレ )にまで行こうと考えていましたから、否が応でも急ぎ足になりました。
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緊急記事:Cinque Terre ( チンクエ・テッレ ) - 海から眺めるチンクエ・テッレ-

Cinque Terre1819
夏休みにCinque Terre( チンクエ・テッレ )観光を計画されている読者の方へに向け、情報共有です。
※写真がタップリですので、画像が重いかもしれません。

嫁の強い要望に応え、渋々行った、Cinque Terre( チンクエ・テッレ )でしたが、
生来、観光地嫌いの僕でも、予想外に楽しむ事が出来た素敵な所でした。
これもひとえに天候に恵まれた為と、美味しい食事を堪能できた為でしょうか。

世界遺産であるチンクエ・テッレは、「 Portovenere, Cinque Terre, and the Islands (Palmaria, Tino and Tinetto)
/ ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群(パルマリア島、ティーノ島とティネット島)」として、
リヴィエラ海岸の東側にある5つの村と島々の一帯が文化遺産として登録されており、
西より、Monterosso al Mare( モンテロッソ・アル・マーレ )、Vernazza ( ヴェルナッツァ )、Corniglia ( コルニリア )、 Manarola( マナローラ )、Riomaggiore( リオマッジョーレ )と、5つの村が並びます。

ミラノから車で移動した時間を含め、2泊3日と短い滞在時間でしたが、
「どうせチンクエ・テッレを観光するなら、可能な限り観光名所の村を巡ろう!」と考え、旅行計画を立てました。
11世紀に要塞都市として誕生て以来、チンクエ・テッレに住む人々は、約1000年の間陸路での往来が不便で船での往来をしてきたそうです。
その暮らしの片鱗を覗くべく、船から全ての村を観ようと作戦を練りました。

当初ポルト・フィーノに拠点を構えようと、Verona.comでホテルを検索。
しかし、途中でピタリと手が止まってしまいました。
どうやらこの村の周りは、お金持ちがヴァカンツァに集まるリゾート地的エリアのようで、
港近くの立地の良いホテルは何処も高級ホテルばかり。
チンクエ・テッレ観光の先にピエモンテでの食い道楽も楽しむ算段をしている手前、宿代は節約したい気持ちもあり、
チンクエ・テッレに程近い、 La Spezia ( ラ・スペツィア )に宿を取ることにしました。

ラ・スペツィアは、ピサの斜塔で有名なトスカーナ州のピサとリグーリア州のジェノバの、丁度中間くらいの地点にある町で、イタリア最大の軍港が有る港町です。
夜、高速の出口から市内へと向かう海岸線は、軍事工場や船のドックの光が辺りを煌々と照らしていました。

ホテルを検討するにあたり、マスト条件としたのは、
1. 清潔で安いこと。(朝食付、一泊1万円以下。僕が予約した時点では為替レートは、1ユーロ120円でした。)
2. チンクエ・テッレ観光の船乗り場に近いか、シャトルバスで送迎してくれること。
3. ホテルの敷地内に駐車場があること。
(日中安心して車を駐車することができ、かつ、フリウリで貰ってきたワイン達を冷暗するために部屋に運び易い)
4. 食い道楽をするにあたり、高速道路のインターに近いこと。
の4点。

流石に3.のワインを全て冷暗できるクーラーは無く、
冷たい大理石床が敷いてあるクローゼットにしまいました(この時点でワイン12本用段ボールが2個)が、
僕らが宿泊した Hotel Ghironi ( ホテル・ギローニ ) は、これらの要件を完璧に近いレベルで満たしていました。

しかも幸いな事に、フロントの女性が僕の第二の故郷であるエクアドル人で、しかもグワヤキル出身のフランクな方。
チェックイン早々イタリア語しか話せない嫁を尻目に、20年ぶりに使う南米訛りのスペイン語で
グワヤキルからバカンスでやって来た彼女の家族の話や、
オタバロやクエンカ等、エクアドルの美しい街の話で、大いに盛り上がってしまいました。
(後になってこの場の深いコミュニケーションのおかげで、我が身を助ける事となりました)
もちろん、イタリア語以外に英語も問題なく通じます。

ホテル・ギローニの最大の売りは、やはりチンクエ・テッレ観光をする上でのアクセスの良さで、
朝2回、午後1回、ホテルからラ・スペツィア港にある船の乗合い場までシャトルバスが出ます。
もちろんチンクエ・テッレに向かう鉄道に乗ることが出来る、ラ・スペツィア駅までのシャトルバスも出ています。(便数は極少なので、基本は市バスで移動した方がよいでしょう。)

さらに素晴らしいのは、
チンクエ・テッレの村々を結ぶ鉄道や観光スポットである「 VIA DELL'AMORE (愛の小道)」の往来が可能な
「チンクエ・テッレ・カード」を同ホテルのフロントで購入できます。
「チンクエ・テッレ・カード」は裏書き欄にキチンと自署しなくてはならず、違反している利用者は罰金を科せられるそうです。
また、電車に乗るときはカードの有効利用期限を印刷するために、始めに黄色い機械に通さなくてはなりません。(一番始めに利用する時、1回だけでOK)

部屋に入り、荷解きを済ませ、ホット一息。
フロントでもらった地図を見ながら、
「モンテロッソは綺麗なショッピング海岸らしいから、今回はやめて、ラ・スペツィアからヴェルナッツァ港まで船で移動し、
ヴェルナッツァ村から順番に電車で東へ移動しよう。運が良ければポルトヴェーネレまで、1日で観て回ろう」と、
かなり無茶なタイム・スケジュールを設計しました。
既に「観光」というよりも、スポーツ感覚。(正に、試合前夜の気分。)
「明日は歩くぞ」と堅く心に誓い、いざ、晩御飯へ。 
疲れもとれぬまま、今来た高速道路を戻り「Ne(ネー)」という山奥にある片田舎まで、GPSを頼りに片道1時間。
これがなんと、断崖絶壁が連なった山麓の上にあるという、恐ろしく辺鄙な所にあるレストランでした。(このレストランの話は後日記載します。)

翌朝ホテルのフロントに8時半に集合し、ラ・スペツィアから出る船の発着場へ。
チンクエ・テッレに向かう最初の船は、9時15分に出発予定。
ラ・スペツィアからチンクエ・テッレに向かう便では、進行方向右手にチンクエ・テッレが見えるのは誰もが知っているので、
船のチケット売り場にはいち早く並んでいる必要があります。
アクセスの優れたホテル・ギローニのシャトルバスに乗ってきた我々は、いち早く到着し、行列の最初に並ぶことができました。
(でも後からどんどん地元の手配師みたいのが割り込んでくるので、サッカーのディフェンダーの要領で体から当たって侵入を阻止する必要あり)
船頭さんの話によれば、生憎この日は海の状態が不安定で、計画していたヴェルナッツァ港には船は停船できず、
一つ奥のモンテロッソ・アル・マーレならば船は出せるとのこと。
どうやら、海の男達はその日の天候や波の状態を見極めた上で、停船する港を決めているようです。(悪天により全便欠航あるでしょうね)
シャトルバスの運転手さんが「今朝、港に電話した時は、船が出るかどうか微妙と言われたので、実際に港に行ってみないと・・・。」と言っていた意味が判りました。

無事眺めの良い2階席右側が確保出来ても、安心してはいけない。
観光客同士の微妙な縄張り争いだけでなく、風や水しぶき、不意の船揺れや強い日差しが襲ってきます。
特に雨上がりは注意が必要で、船の屋根に水が溜り、船が揺れると水がドバっと落ちてきます。
しかし、それらのストレスを差し引いても、やはりチンクエ・テッレ観光は
「一度は海から各村を眺めるべき」だと思います。
(正直どの村も似たような風景なので、船から眺めるだけなら片道で十分ではないかと思います)

以下は、ラ・スペツィアから、ポルトヴェーネレを通り、モンテロッソ・アル・マーレまでの短い船旅風情です。
読者の皆様もクルージング気分で写真を楽しんで下さいね。
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レンタカーで行く、イタリア旅行 :( よっさん流、イタリア旅行の心得。 - マルペンサ空港 - )

天候不順が続いていましたが、ようやく夏らしくなって来ましたね。
日本の景気は冴えないし、ボーナスは下がる(もしくは出ない)一方だし、
ここらで一発、ユーロ安が進む今年の夏休みこそイタリアに行こう、
と考えている方も多いのではないでしょうか?
直行・日系航空会社にこだわらなければ、まだまだチケットはとれます。

訪問先の造り手達の話は、現在しっかりした取材データがあり、日を改めて書く事が出来るので、
今回は、今年初めてイタリアに行こうと考えている方へに向けて(特に初めて車でイタリアを巡る計画を立てている方に向けて)、
僕がイタリアでガストロミー(美食学)を楽しむために、出国前に事前に準備していること、
また、「知っていれば困らなかったよなぁ」と思ったことを、
舞台をマルペンサ空港周辺に絞り書いてみようと思います。

皆様の旅行計画を立てる上で、参考になれば幸いです。

「●●の歩き方」を始めとする、観光雑誌でイメージを膨らますのも楽しいですが、
20年以上も前の南米時代の経験から今日に至るまで、
日本で出版されているガイドブックの類は、残念ながら糞の役にもたたないと考えています。
どうしても持って行きたいなら、必要な所だけをコピーをとって持って行くべきです。 
(無駄な書籍はかさばるだけ)

過去3度のイタリア旅行に関しても同様です。
最悪の事態を想定して、ネットや国内外のコネを駆使しつつ、ご自身の計画に必要な情報を「主体的に」かき集める事から始めなくてはなりません。
そう、海外旅行とはいわば、期間限定の外交であり、外交で有る以上、真剣勝負なのです。

皆さんの身を守るのは、皆さん自身以外にいない、頼れるのは自分だけ、
という強い自覚を持つことが大切です。
そういう想いで、自己の責任の範囲で対応できるように、可能な限りの情報を収集し
想像に想像を重ね、事前にできるリスクヘッチの準備を行い、
「なんとしても、無事に日本へ帰ってくるぞ!」という強い気構えこそが、
楽しい旅の思い出を創る上で、最も重要な要素です。

ズバリ、準備8割、現地での対応2割のエネルギー配分だと思います。
特にイタリア旅行においては、日本では想像できないようなトラブルが必ずついて回ります。

さんざん脅したところで(笑)、本題にはいります。

まず、イタリアのワイナリーを巡るならば、やはりGambero Rosso社の「Vini d'italia」/Italian Wines 」は、旅行準備前に持っていたいところです。
ワインの評価もさることながら、連絡先、所在地、Web等が記載されており、訪問の計画を立てる上で使い易い資料の一つです。

宿と食に関してはSlow Food協会の「Osterie & Locande D'italia」が、コンパクトに纏まっており情報の品質も高いと感じています。

2冊ともこのブログのサイドバーからアマゾンなどのネット書店へたどれると思いますので、ご参照下さい。

ワイナリーや宿、レストラン等、各訪問先の立地、距離、大まかな移動スケジュールの流れ等、旅行の全体感を掴む上で、Google Map は大変便利です。  

レストランは、予め日本から国際電話で予約をしておきましょう。 
イタリアの場合、極端なド田舎に行かない限り、旅行客が頻繁に来る店(場所)ならば、中学生レベルの英語で十分通じます。
もちろんイタリア語に勝るモノはありませんが、英語かスペイン語(北部はフランス語)が少しくらい話せれば、なんとかなります。

レンタカーに関して、イタリアの場合、他のヨーロッパの国々同様にマニュアル車が殆どです。
残念ながら、取扱いの少ないオートマ車のレンタル料金は高く設定されており、主要空港にしか手配されていないというのが実情です。
オートマ車しか乗れない人は、地方都市へ長距離運転して移動することになります。
因みに僕がマルペンサ空港からレンタカーを乗る場合は、「AVIS」、「Hertz」を利用しています。
オートマ車が豊富なだけでなく、なにより日本語で予約ができるのが、嬉しいところです。

国際免許は運転手の方はもちろんのこと、、助手席に座る方も運転する可能性のある場合、
レンタカーを引き渡して貰う際に、カウンターで国際免許と日本の自動車運転免許の提出を求められますので
事前に用意が必要です。 

さて、「旅行」と言って欠かせないのが、「地図(ロードマップ)」です。
もちろん、マルペンサ空港のコンビニ(売店)や書店で入手ですが、
一番のお薦めは、レンタカーのカウンターで、携帯式のGPSを借りる事です。
慣れない地図と標識に悩まされる苦痛から解放される事を考えれば、僕は安価な出費だと思います。(もちろん、地図も買っておきたい)
出国前に電話やメールで、現地でレンタル可能かを確認しておくと良いでしょう。
但し、唐突な道路の補修工事が多いイタリアでは、GPSの基本の地図データが更新されていない事が多く、信頼度はかなり微妙なモノがあります。
交通事故も多いので、迂回路を探す上でも地図は持っていたいところです。

あと、レンタカーを借りる際は、必ず保険に入りましょう。(フル・サポートをカウンターで勧めてくると思います。)
日本では考えられませんが、空港の駐車場を出たとたん、時速160km(制限速度は遙かに遅いですよ)の車が行き交う道路が、あなたを待っています。

給油する燃料の種類もカウンターで確認しておきましょう。
燃料の種類を示す色が、車の給油口の蓋の色と、ガソリンスタンドの給油ホースの色とでリンクしています。
因みに、僕が旅行した際は、黒がディーゼル、緑がガソリンでした。(バイオ・エタノールが普及した場合、新たな色が出てくるかも)
ガソリンは Benzina であり、 Gasolio (軽油)と間違えやすいので注意して下さい。
また、イタリアは日照時間が長く紫外線も強いので、サングラスやUVケアは必須です。

電話は、プリペード式の携帯を日本で予め購入してから行く方法もありますが、
現在ご使用中の携帯電話を国際ローミングで利用する方が、操作になれている点からも楽で良いと思います。
事前に各セルラーの窓口で携帯端末の操作方法と料金体系は確認しておきましょう。
イタリアの場合、携帯電話からの通話を受ける側も料金が発生します。
携帯メールも1バイトいくらの世界です。
海外からツイッターやSNSを更新する場合は、データ量と料金に注意した方が良いと思います。

空港周辺のホテルを日本から予約する場合、僕は「Booking.com」「Verona.com」を利用しています。
日本語のオペレーターもいるようですが、基本英語だとお考え下さい。

また個人的に夜にイタリア入国する場合が多く、体調維持を考えて必ず空港付近のホテルで一泊するようにしています。
慣れない海外の高速道路を運転するわけですから、初めのうちは、見晴らしの効く明るい日中に車で移動した方がリスクは軽減されるでしょう。

レンタカーをネット予約する際、「早割」のような割引プランが結構見つかるのですが、
中にはキャンセル不可(必ず請求されてしまう)ものも多く、注意が必要です。
尚、ネットで予約した際には、予約時に登録したクレジットカードを忘れずに
(普段から複数のクレジットカードを利用している人は注意してください)

また、イタリアでクレジットカードを利用する場合、PINコードの入力を求められます。
所謂「暗証番号」の事ですが、日本ではお店やレストランで買い物をする際には殆ど必要とされていませんので、記憶が曖昧な方は出国前に予めクレジット会社に確認をしておいた方が良いでしょう。

無事日本を出国し、マルペンサ空港に飛行機が到着。
スムーズに入国審査が終わると、バゲージ(荷物)の引き取り所に出ます。
しかし、これが待てど暮らせど一向に出てこない。
コンベアにのって自分のスーツケースが運ばれてくるまで、最低30分、通常1時間は覚悟しておいた方がよいでしょう。
なので、飛行機を慌てて降りる必要は全くありません。
もしも、空港で人と待ち合わせる場合、また空港からすぐに移動したいと考える際は、
この無駄な時間も予め計算にいれておいた方がいいと思います。

また、バゲージのエリアは何故か電波事情が不安定で携帯が繋がりづらかったです。
むしろ入国審査を待っているスペースの方が繋がりました。

無事バゲージで自分の荷物を見つけることができたら、入国口を出ましょう。

マルペンサ空港事は、(日本式に書けば)1階が入国階、2階が出国階、地下がレンタカーと鉄道乗り場通路となっていて各階をエスカレーターやエレベーターで行き交う事ができます。

入国口を背にして、右側の地下階に、レンタカー会社が集まっている一角があります。
カウンターで所定の手続きを済ませ、鍵を受け取ってからも大変。
動く歩道を抜け、鉄道乗り口を尻目に、レンタカーがとまっている屋外駐車場に向かいます。
この間、大きな荷物をもったまま結構歩かされます。 
ついつい散漫になりがちなので、置き引きやスリなどには十分注意してください。

レンタカーがあつまる屋外駐車場についても、駐車場の敷地は大変広く、自分の車に辿り着くまでに疲労困憊してしまいます。
「AVIS」、「Hertz」がお薦めなのは、大手故にその広い駐車場内でも好立地にあるため、必要以上に歩かされる事も少なく、自分の車を見つけるのも容易です。

ところで、空港付近のホテルを利用する場合、各ホテルと空港を結ぶシャトルバスを利用される方が殆どだと思います。
Milano-Malpensa1671
Milano-Malpensa1672
Milano-Malpensa1673

2010年5月の時点においては、4番出口正面から出て、タクシー乗り場の更に奥の一角に、シャトルバスのバス停が設けられています。
(以前は7番出口付近だったのですが、僕が行った時には工事をしていましたので、今後変更される可能性は高いと思います)
ミラノ市内へ向かうプルマンも4番出口〜5番出口の間(タクシー乗り場付近)から発車している様子でした。

実際、僕自身このシャトルバス乗り場の存在が分らず、送迎に来たホテルの車を逃し続け、1時間以上も空港を彷徨い、途方に暮れた苦い経験があります。
尚、バスの運行はホテル毎に異なりますので、入国口を出たら空港からホテルに直接、電話を入れれば良いと思います。(何分後到着する予定か教えてくれます)

さて、前述のとおり、マルペンサ空港は高速道路に隣接しており、知らずに走っていると、あっと言う間にハイスピードで走る車の波に飲まれます。
運転の行儀も悪く(北はまだしも、南に行けば無法地帯化しています)、幅寄せ、追い抜きは日常茶飯事。
ノロノロしていると後ろからクラクションをブーブー鳴らされるだけでなく、怒号や罵声すら飛んできます。

一般のイタリア人は、どうしても自分の事を中心に考えがちな人達です。
例え煽られても、わざと目の前でノロノロ運転をされても、決して熱くならず、冷静に「君子危うきに近寄らず」で、張り合う事は止めた方がいいでしょう。
 (そのくせ、可愛い東洋の女の子が道を尋ねれば、玄関まで送ってくれるような極端な一面もあります。)

また、右側通行・左ハンドルに慣れていない人は、事前に空港の駐車場を一周するなどして、ある程度慣れてから公道に出ることをお薦めします。
特に、ワイパーやウインカー等の基本機能は必ず、公道に出る前にチェックしておきましょう。(恐らく直感的には逆になっていると思います)
運転中は、昼間でも必ずライトを点灯させて走ります。 (駐車中のバッテリーあがり注意してください)

高速道路の料金所において、日本からの旅行者の場合は、「Terepass」というETCを利用する事は、まずないと思います。
高速入口では必ず高速のチケットをとり、高速を降りる際は、現金のマークが描かれている白い看板を目指して、高速道路の出口を出ましょう。(間違えてETCの入口に行くと悲惨な目に遭いますよ!)
一応クレジットカード決済も可能なようですが利用したことはありません。
高速道路を利用することを考えれば、日本を出国する前に硬貨を含む形で両替をしてきた方が良いかもしれませんね。

日本より高速度路網が整備されている(少なくとも僕はそう思っている)イタリアでは
各出口間の距離が非常に長く、ひとたび高速度路を降りそびれると時間的ロスはとても大きく、リカバリーの道を探る精神的疲労も慣れない外国では想像以上です。

最低でも、分岐点や降りるべき出口等、重要ポイントは事前にチェックしておいた方が良いと思います。
僕は、高速道路の分岐点を、Googleマップのルート検索し、ストリートビューで周辺の様子を必ず確認しています。(ストリートビュー込みで印刷しておくと便利です。)
GPSを持っていても、事前にルートのシミュレーションを確認しておいたようが良いでしょう。

また、イタリアの市内を自動車で走る場合は、少し注意が必要です。
基本的に信号機が設置されている交差点は少なく、ロータリーになってる場合が殆どです。
クルクル
▼▼▼の線の手間で一旦停止し、入れそうなタイミングでロータリーに飛び込む、という、なかなかスリリングな交通ルールです。
所謂、左折優先の交差点のようなもので、交差点を出るときはウインカーを点滅させ進行方向に進む、
というのがルールのはずですが、交通渋滞で割り込む時以外にウインカーを点滅させているイタリア人を見たことがありません。

左側から突っ込んでくる運転手の顔色(アイコンタクト)を見ながら、というのが正解だと思います。
また、大きなロータリーの場合、慣れない間は方向感覚がなくなるので気をつけて下さいね。
因みに、僕ら夫婦の間では、この交差点のことを『偉大なるクルクル』と呼んでいます。
(車も人も互いに気を付ければいいだけだし、交差点毎に信号機を付けるなんて税金の無駄遣いですよね。)

車を駐車する際は、有料の公営駐車場(駐車スペース)を利用することが多いと思いますが、
面倒でも必ずチケットを買いもとめ、フロントガラスの内側(ダッシュボードの上)に見えるように置いておくこと。
買った駐車時間枠(駐車可能時間)を証明する為です。
但し、曜日や時間によって無料となっている場合もありますので、コインを入れる前は慎重に。
(結局、僕はお釣りの出る仕組みが判らず、余分に入金していました)

どこに止めたか判らなくなりそうな場合は車から離れる前に、駐車している周辺の建物、隣接している通りの名称や目立つシンボル等を、デジカメに撮影しておくといいですよ。

最後に旅行に欠かせない持ち物について。
ガムテープ、エア・パッキン(ぷちぷち)、はさみ(預け荷物に入れる)の準備は、海外旅行の三種の神器ですが、加えて、僕はワイナリー巡りに備え、ワイン用の段ボールを折ってスーツケースに入れていきます。
ワイン用段ボールは、車での移動の際にワインボトルが車内で転がるのを防ぐだけでなく、まとめてホテルの部屋に移動させたり、日本へ郵送する為にエノテカ(ワインショップ)へ持って行くのに便利です。(基本的にワインショップで購入した商品に、手持ちのワインを同梱するという趣旨です。)

こういう梱包資材を現地で調達するのは困難です。
ワイナリーに行けば、小口で箱に入れてくれるのですが、数軒ワイナリーを巡っている内に、どんどん個数が増えていきます。 まとめて移動できる箱はとても重宝します。
ワイナリーを巡り最終的に集まったワインを、外国人が頻繁にくるような信頼できるエノテカから、日本に送るようにしています。 
その際には、礼儀として半分くらいはそのエノテカからワインを買い、同梱してもらいます。

最近のスーツケースは、軽量化の為に外壁が柔らかく変形しやすくなっているので、
帰国の際にワインやオリーブオイルを収納する場合は、空ペットボトルを二つに切り、その中に瓶をそのままスッポリと入れ、ガムテープで覆って、割れと漏れによる被害を防いでいます。

ワインを日本に送る場合は、帰国の際に別送品の申請に備え、旅行中に記載可能なリスト(ノートでも可)を用意しておくことをお薦めします。(税金はキチンと納めましょうね)

ここまで事前に把握出来ていれば、後は度胸だけですね。
是非、観光ガイドに載っていない本物のイタリアの美食を楽しんできて下さい。

不便で判りづらい所ほど、美味いレストランや優れたワイナリーがあるものです。
あと、基本的に飲酒運転はアウトですよ。
・・・ 念のため。
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