今月で地獄のようなPJから外れ、3月より本社グループの総務チームへ異動決定。

連日連夜に及ぶ作戦会議、資料作成、ロープレ、組織営業、駆け引き、交渉ステップ、プレゼン&面談・・・。
毎週東京/大阪を往復し、
息つく暇などなく、まるで無酸素呼吸で山頂まで駆け上がるスポーツのような
正に、血反吐を吐きながら過ごした、1年でした。

一方で、上場企業の経営陣、カリスマベンチャーの社長、その道の専門家、一線級の営業マン達と
財務指標を整理し戦略を練りながら収益を勝ち取るまでのプロセスの中において、
パラダイムは変化し続け、毎日がスリルとワクワク感の連続でした。

コストカットを一口で言えば、一担当から業務を引っぺがし、
取引関係を一旦白紙にし、品質を担保しながら、削減効果を創出する訳ですから、
とてもデリケートな一面もあるわけです。
実質的な利権だけでなく、担当のプライドや面子を傷つけ、
阿吽の呼吸でやり取りできてた現場を粛正し、ゼロから仕組みを作り直させる訳ですから、
時には恨まれもしますし、協力者のふりをして「弾」を仕込んできたりします。
※実際は、担当者の理解が我々が想定していた以上に浅く、結果振り回されたケースが殆どでした。

心身には相当ダメージが貯まりましたが、その「見返り」は、あまりに大きいモノです。
1年間コストカッターとして学んだ経験は、
間違いなく今後の僕の人生においても大変貴重な経験となると思います。

さて、次の異動までの間、後回しにしていた緊急性の無いタスク ( 粗大ゴミの整理、読みたかった本の読書、データの整理、定期的なセラピー等)、敢えて没頭することにしました。
世間では流行って事象に全く追いつけていませんので、この2週間で一気に挽回したいと思っています。

特に「twitter(ツイッター)」と「Facebook(フェイスブック)」の検証は、次のコミュニケーションツールとして緊急課題でした。
「電話の進化」のとおり、ツールが変れば、スタイルが変り、社会の有り様まで大きく変化します。
僕自身も当初、「お洒落な2ちゃん」位にしか思っていませんでしたが、
実際にやってみると、これはビジネスのあり方が大いに変る可能性を秘めたツールであることが直感的に判りました。

これまでのマスコミの地位を「2ちゃん」が引きずり降ろしたように、
「ブログ」や「mixi」に代表される「SNS」等、パーソナルな情報発信は、皆「twitter」に取って変られる程の破壊力があります。
スピード、リアリティ、ダイナミズム、桁違いです。
「DM」「メルマガ」なんかじゃ、タイムラグがありすぎて話しにならない。
会社の広報業務や株主総会も「twitter」に対応しないと取り残されます。
更新回数だけで内容希薄な芸能人ブログも、「twitter」に写真掲載機能が充実されれば、
一気に「twitter」化していくでしょう。
※本人記載か「なりすまし(代理人)」による記載かはブログも「twitter」判別しようがないから一緒です。

オバマ大統領の選挙活動で一躍有名になった「twitter」ですが、
日本における「twitter」の仕掛けも、敢えて「社会的発進力」(影響力とは言いたくない)のある方や、
社会的地位が高いとされている方々から、下流に伝播させるやり方が取られているようで、
今のところビジネス的な健全さがある風土が養われているように見えます。
多分来年の就活は「twitter」でエントリーと面談設定までする企業が多数でてくるでしょう。
よりマクロなところでは、合コンからお見合いのあり方まで「twitter」によって変る可能性も感じました。

「ブログ」は、個人のHPは、余程コンテンツに力が無いと誰も観なくなるかもしれませんね。

「Facebook(フェイスブック)」に関しては、緩いミクシーといっても過言ではないですが、
海外を見渡せば(アジア圏を除く)、この手のSNSやネット・コミュニケーションは、今、正に旬のようで、
非常に熱いものがあります。

バローロ村のコルク抜き博物館の禿親父や、
Monforte村のバローロ生産者である Giovanni Manzone ( ジョバンニ・マンゾーネ )とも友人になりました。
中には、「FAN CLUB - JOSKO GRAVNER - 」なる、もの凄いページもあったりします。
(思わずファンになりました)

ついでにこの機会に、ヤフオクにも何か試しに出展してみようかな。
入札に参加する側として見ていると、どうもサクラによって競り上げられているケースが多いような気がするのですが、
校正な入札を自らが実施するとなると、「どれ程まで利益が薄いシステムなのか」、一度試してみたいものです。
事実、世の中にこれだけモノがあふれていると
「このスペック・品質・仕様を満たしてしれば、この金額以下で、買ってやらぬ事もないわい!」
という逆オークション(競争入札)の方が、今の時代にはマッチしていると思います。

さて、「高いコンテンツ力」をめざし、ワインのネタに巻き戻さなくては・・・。

PS:
「twitter 芸人」「Facebook 芸人」とか、強引に出てくるのかな、「雨トーク」あたりで。
でも、どんな芸風なのか、全く想像がつかない・・・。

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